パソコン操作に欠かせないキーボード。デスクトップ用はもちろん、ノートパソコンに外付けして使用する人も増えています。仕事の効率を高める打ちやすい設計のものやワイヤレスで使えるものなど、ビジネスシーンで活躍するモデルも種類が豊富。多くのメーカーから販売されているうえ、商品によって値段や使用感が異なるため、使いやすいキーボードはどれなのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のキーボード32商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのキーボードをランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなキーボードを「打鍵音が静かで、打ち心地がよい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキーボード32商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。検証①:打ち心地の良さ(浅い打鍵感に慣れている人)検証②:打ち心地の良さ(深い打鍵感に慣れている人)検証③:静音性の高さ
おすすめスコア:4.62(2025/12/22時点)
最安価格:14,500円(2025/12/22時点)
誰もが使いやすい王道キーボード。軽快かつ静音のベストバイ
ロジクールの「MX KEYS mini KX700GRd」は、コンパクトなテンキーレスキーボードで、省スペースでも設置でき持ち運びも容易です。キーは指先になじむよう凹みがあり、自動調整のバックライトも備えています。Bluetoothで最大3台のデバイスと接続可能。充電はUSB Type-Cケーブルで行え、最長10日間使える設計です。浅い打鍵感に慣れているモニターが実際に使用したところ、快適にタイピングできました。キーの中央には丸い凹みがあり、指に自然とフィットします。控えめな傾斜が、「手を置いたときにちょうどよい」「打ちやすい」と高評価でした。長時間の使用でも指への負担が少ないといえます。深い打鍵感に慣れているモニターの満足度も高く、打ち心地に秀でていました。キーキャップの中央にある丸い凹みが指にしっかりフィットし、反発力がしっかりしているため、軽快な打鍵感が得られます。浅い打鍵感・深い打鍵感のどちらに慣れている人でも、満足できる設計です。静音性の高さも魅力で、打鍵音はほとんど気になりません。オフィスや図書館など周囲への配慮が必要な静かな環境で作業したい人にも適しています。打ち心地のよさと打鍵音の静かさにより、長時間の作業でも快適にタイピングできるキーボードといえます。
おすすめスコア:4.6(2025/12/22時点)
最安価格:32,274円(2025/12/22時点)
良質な打ち心地が癖になる、買って損なしの高級キーボード
東プレの「REALFORCE RC1 キーボード C1HJ13」は、テンキーレスな70%サイズに設計されたコンパクトモデルです。耐久性に優れる静電容量無接点方式スイッチを採用し、キーが反応する深さを0.8~3.0mmの間で調整でき、用途に合わせて反応速度を変えられます。Bluetooth 5.0と有線接続の両方に対応し、合わせて最大5台とのマルチペアリングが可能。バッテリーは1回の充電で約1か月使用できる仕様です。浅い打鍵感に慣れている人は、とくに快適にタイピングできました。キーの中央にかけて緩やかな凹みがあり、指の腹にしっかりとフィット。キーボード全体の傾斜がほどよく、手首を自然な位置で置ける点に好印象を抱くモニターが多くいました。長時間の使用でも疲れにくいでしょう。深い打鍵感に慣れている人にも高評価を得ており、キートップが凹んでいるため指が吸い付くようにフィットしました。なめらかな反発があり、底打ち感はほとんど気になりません。指への負担が少なく、軽やかにタイピングできたモニターがほとんどでした。静音性も高く、オフィスやカフェなど周囲への音の配慮が必要な環境でも使いやすいでしょう。静かな環境で軽快に作業したい人におすすめです。
おすすめスコア:4.6(2025/12/22時点)
最安価格:36,520円(2025/12/22時点)
軽快にタイピングでき長時間作業も快適。静音性も優秀
東プレの「REALFORCE R4 キーボード R4HC12」は、静電容量無接点方式のキースイッチを採用し、耐久性に優れているのが特徴です。APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能があり、キーが反応する深さを0.8~3.0mm間で調節できます。専用ソフトでキー配置のカスタマイズも可能。Bluetooth 5.0と有線接続に対応し、合わせて最大5台の機器と接続可能です。浅い打鍵感に慣れている人にとって、非常に快適なタイピング体験が得られるキーボードでした。キーキャップが指の腹にしっかりフィットし、手首が楽な角度でタイピングできます。底打ち感が少なく、反発も適度で、長時間の使用でも指への負担が少ないと好評です。深い打鍵感に慣れている人も打ち心地の満足度は高めでした。キーの指が当たるところに深めのカーブがあり、指なじみがよいとの意見が寄せられています。キーボード全体に角度が付いているため、手首の角度も自然でした。長時間の作業でも疲れにくく、軽やかにタイピングできる印象です。静音性が高く、周囲を気にせず作業に集中できる点も大きなメリットです。打鍵音をしっかり抑え、オフィスや図書館など静かな環境でも活躍します。静音性を重視する人にぴったりの選択肢といえます。
おすすめスコア:4.59(2025/12/22時点)
最安価格:23,980円(2025/12/22時点)
軽やかで静かな打ち心地。有線接続のみで他モデルより割安
東プレの「REALFORCE R3S キーボード R3SC11」は、静電容量無接点方式の静音スイッチを採用した有線タイプのキーボードです。APC機能でキーのアクチュエーションポイントを0.8・1.5・2.2・3.0mmの4段階に調整でき、専用ソフトウェアでキー配置の変更も行えます。浅い打鍵感に慣れている人にとって、軽やかにタイピングしやすいキーボードでした。底打ち感が少なく、適度な反発があるため、次のキーへの指運びがスムーズです。キーキャップのフィット感や手首の自然な角度も好評だったため、長時間の使用でも疲れにくいでしょう。深い打鍵感を好む人にも満足できる打ち心地で、キーキャップの凹みとざらつきによって指がすべりにくく、底打ち感も少なめでした。適度な傾斜があるため手首への負担が気になりにくく、「長時間のタイピングでも疲れにくい」と評価されています。静音性が高く、オフィスや図書館など静かな場所でも周囲を気にせず作業に集中できます。静音性を重視する人にとって、非常に魅力的な選択肢です。
おすすめスコア:4.58(2025/12/22時点)
最安価格:1,599円(2025/12/22時点)
軽いタッチの人におすすめ。非常に軽い打鍵感で静音
エレコムの「無線薄型フルキーボード TK-FDM110TXBK」は、テンキー付きのフルサイズキーボードで、電源スイッチや電池残量表示ランプも搭載しています。レシーバーをPCに挿すだけで接続でき、単4形乾電池1本で約2年間使用できる仕様です。キーストロークは2.5mmの薄型で、素早く軽い力でキー入力できるよう設計されています。打鍵感の好みを問わず快適にタイピングでき、打ち心地の検証では高評価を得ました。キーキャップにはわずかな凹みがあり、指がフィットしやすく快適に打てます。キーの大きさや隙間は適度で違和感が少なく、多くのモニターから高評価でした。一方で、打鍵感が軽すぎて手応えが弱めと感じる人も。傾斜やキー間隔については肯定的な意見が多いものの、「キーが薄くて凹みも少なく、指になじむ感覚が得られなかった」「底打ち感が気になった」という声もありました。静音性は優秀で、オフィスや図書館などでも周囲を気にせず使用できます。音が気になりにくいため、集中して作業に取り組みたい静音性重視な人におすすめです。
おすすめスコア:4.57(2025/12/22時点)
最安価格:47,300円(2025/12/22時点)
静音性が高く軽快な打ち心地。有線・無線両対応で使いやすい
東プレの「REALFORCE R3 キーボード R3HC11」は、静電容量無接点方式のテンキーレスキーボードです。押下圧約45gの静音スイッチと、耐久性の高いPBT素材のキーキャップを採用しています。APC機能でキー反応位置の調整が可能。Bluetooth 5.0と有線接続の両方に対応するハイブリッドタイプで、 無線の場合は単3形乾電池2本で使用できます。浅い打鍵感に慣れている人は快適に使えました。キーキャップの中央に緩やかな凹みがあり、指先に自然とフィットします。キーの列ごとに傾斜がついておるため、手首への負担が少なく、長時間の作業でも疲れにくい設計です。軽い力でスムーズに入力でき、底打ち感はほとんどありません。タイピング音は控えめで静音性の高さも魅力。静かな環境でも周囲を気にせず作業できます。オフィスや図書館、自宅での夜間作業など、音を気にするシーンでも気兼ねなく使用できるでしょう。打鍵感のよさと静音性を兼ね備え、快適な作業環境を整えられる1台です。
おすすめスコア:4.55(2025/12/22時点)
最安価格:10,845円(2025/12/22時点)
しっかりとした打ち心地と静音性を兼ね備えた有線キーボード
エレコムの「Leggero」シリーズの「TK-MC30UKPBK」は、静音赤軸のメカニカルスイッチを搭載するテンキーレスキーボードです。反響音を軽減するための吸音シートを備え、シンプルなデザインが特徴。USB Type-Cケーブルは着脱が可能で、底部には2段階の角度調整スタンド付きです。浅い打鍵感に慣れている人も深い打鍵感に慣れている人も快適に使えるキーボードでした。キーキャップの中央には凹みがあり、指にしっかりフィットします。底打ち感が少なく、ほどよい反発があるため、しっかりとした打鍵感を求める人も満足できるでしょう。キーには適度な間隔があり、全体の傾斜も自然でした。手首への負担が気になりにくいため、長時間の作業でも疲れにくく、スムーズにタイピングできるでしょう。静音性が高く、周囲を気にせず作業に集中できます。オフィスや図書館など静けさが求められる場所でも使いやすく、タイピング音が控えめなキーボードを探している人におすすめです。
おすすめスコア:4.52(2025/12/22時点)
最安価格:19,550円(2025/12/22時点)
深めの打鍵感が好みの人におすすめ。打鍵音も静か
Lofreeの「Flow Lite 84」は、英語配列の75%レイアウトのメカニカルキーボードで、コンパクトながら必要な機能をしっかり搭載しています。快適な打鍵感を追求し、軽量かつ耐久性のあるABS素材に、約40gfのリニアフルPOMスイッチとガスケットマウント構造を採用。接続方法は2.4GHzワイヤレス・Bluetooth・USB-C有線接続の3通りに対応しています。約3時間でフル充電でき、最大80時間使える設計です。打ち心地のよさの検証では、深い打鍵感に慣れているモニターから特に高評価でした。キーキャップは丸みを帯びており、フィット感があります。軽いタッチで入力でき、適度な反発もあるため底打ち感が気になりません。キーの間隔も広めでタイプミスが起こりにくく、快適に打てました。浅い打鍵感に慣れている人からも自然な打ち心地が好評で、指先や手首を置いたときの角度が自然で、長時間使っても疲れにくそうとの声がありました。静音性が高く、周囲を気にせず使えるのも魅力です。オフィスや図書館など静かな環境でも安心して使用でき、快適な作業環境をサポートできるキーボードといえるでしょう。
おすすめスコア:4.52(2025/12/22時点)
最安価格:2,929円(2025/12/22時点)
軽快な打ち心地でコスパ抜群のキーボード。打鍵音も控えめ
サウザンドショアスの「iClever ワイヤレスキーボード」は、2010年に誕生し、日本を含む20数か国で商品を展開するPC周辺機器メーカーが手がけたキーボードです。ノートパソコンでおなじみのパンタグラフ式を採用しており、テンキーレスのコンパクトサイズ。接続方法はBluetoothと2.4GHzワイヤレス接続に対応し、最大3台のデバイスとペアリングできます。浅い打鍵感に慣れている人は快適な打ち心地と評価。キーが指先にフィットしやすく、全体にはほどよい傾斜があるため、手首や指への負担は少ないといえます。長時間のタイピングでも快適に使用できるといえるでしょう。深い打鍵感に慣れている人からもとくに好評でした。キーキャップに適度な凹みがあり、指になじみやすい形状で、キーの高さはあまりないものの、クッション性があるため底打ち感がほとんど気になりません。反発力があるためキー連打や、次のキーへ移動がスムーズです。静音性の高さも魅力。隣で作業していても打鍵音が気にならないため、静音性を重視する人にとって頼れる選択肢といえます。
おすすめスコア:4.51(2025/12/22時点)
最安価格:1,080円(2025/12/22時点)
浅い打鍵感を好む人からとくに好評。静音性も高く使いやすい
バッファローの「有線スタンダードキーボード BSKBU105BK」は、打鍵音が静かなメンブレン方式のスイッチを採用したUSB接続の有線キーボードです。108キーを備えた日本語JIS配列で、耐久性のあるレーザー刻印を施しています。角度調整スタンドと水抜き穴を装備。親指の負担を軽減するためのカーブデザインを採用しています。浅い打鍵感に慣れている人からの打ち心地のよさは高評価。モニターからは「キーの反発が程よく、スムーズにタイピングできた」との声がありました。また、キーの中央に凹みがあるため指へのフィット感に優れ、浅めのキーストロークを好む人にぴったりです。深い打鍵感に慣れている人にも扱いやすく、タイピングしやすいと好評でした。キーの間に適度な間隔があり、底打ち感も気になりません。押下するとスッと戻って来るような反発感に好印象を抱く人が多かったため、深めのストロークに慣れている人でも違和感なく使いやすいでしょう。静音性が高く、周囲を気にせず使えるのも魅力。音に配慮が必要な環境でも使いやすいキーボードです。
監修者:石川ひさよし(PC系専門ライター)
ガイド:田口朱凜(元PC販売員/マイベストPC周辺機器担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


