15日の米国暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインとイーサリアムが大規模流出を記録した。対照的に、ソラナは累計純流入額が7億ドル、XRPは10億ドルをそれぞれ突破した。
ビットコイン現物ETFは3億5,760万ドルの純流出を記録し、1日ぶりに資金流出となった。
FBTC(Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund)から2億3,010万ドル、BITB(Bitwise Bitcoin ETF)から4,430万ドルなど5銘柄から流出した。流入した銘柄はなく、3億ドルを超える大規模流出となった。
ETF開始以来の累計純流入額は575億2,800万ドルとなった。
イーサリアム現物ETFは2億2,480万ドルの純流出を記録。3日連続の流出となった。
ETHA(iShares Ethereum Trust ETF)から1億3,910万ドル、ETHE(Grayscale Ethereum Trust ETF)から3,510万ドルなど6銘柄から資金が流出した。流入した銘柄はなかった。
ETF開始以来の累計純流入額は128億8,200万ドルとなり、再び130億ドルを割り込んだ。
ソラナ現物ETFは3,520万ドルの純流入を記録し、8日連続の流入となった。
BSOL(Bitwise Solana Staking ETF Fund)から460万ドルの流出があったものの、FSOL(Fidelity Solana Fund)に3,870万ドル、GSOL(21Shares Solana Core Staking ETP)に80万ドルなど3銘柄に資金が流入した。
ETF開始以来の累計純流入額は7億900万ドルに拡大し、7億ドルを突破した。
XRP現物ETFは1,089万ドルの純流入を記録した。
XRPZ(Franklin XRP ETF)に819万ドル、XRPC(Canary XRP ETF)に161万ドルなど3銘柄に資金が流入し、流出した銘柄はなかった。
ETF開始以来の累計純流入額は10億ドルに到達した。
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