タイ、チョンブリ – エウミール・マルシアルは、2025年東南アジア競技大会でフィリピンボクシングチームを金メダルなしの事態から救った。
東京オリンピック銅メダリストは、2024/12/19金曜日、タイ・バンコクのチュラロンコン大学スポーツセンターで行われた男子80kg級決勝で、インドネシアのマイケル・ムスキタに4-1で勝利し、フィリピン唯一のボクシング金メダルを獲得した。
2023年大会を欠場した後の東南アジア競技大会復帰となったこの強打のサンボアンガ出身選手は、議論の余地のある判定により過去数日間で下位の成績に甘んじた仲間のフィリピン人ボクサーたちの仇を討つため、2年に1度の祭典で5個目の金メダルを獲得した。
「これは私だけのためではない。これは国全体とフィリピンボクシングチームのためです。これは私たち全員のためです」とマルシアルはフィリピン語で語った。
彼の勝利は、アイラ・ビジェガス(女子50kg級)、ジェイ・ブライアン・バリクアトロ(男子48kg級)、フリント・ハラ(男子54kg級)が、それぞれのタイ人対戦相手に敗れて金メダルに届かなかった後に訪れた。
パリオリンピック銅メダリストのビジェガスは、チュタマット・ラクサットに5-0で敗北。ハラもタナラット・サエンペットに同様の5-0で敗れ、バリクアトロはティティワット・プロンガウリに物議を醸す1-4の判定で敗れた。
リングに上がる最後のフィリピン人ボクサーとなったマルシアルは、フィリピンの金メダル収穫に確実に貢献した。
最初の2ラウンド後にスコアが並んでいた中、マルシアルは第3ラウンドで積極的に攻め、5人の審判全員の支持を得て判定勝利を収めた。
「ここにいて、東南アジア競技大会で5個目の金メダルを獲得できるとは思っていませんでした」とマルシアルは語った。
フィリピンはまた、オフェリア・マグノ(女子48kg級)、リザ・パスイット(女子60kg級)、ネスティ・ペテシオ(女子63kg級)、ヘルギー・バシャダン(女子70kg級)、マーク・アシュリー・ファハルド(男子69kg級)、ウェルジョン・ミンドロ(男子75kg級)により、6個のボクシング銅メダルを獲得した。– Rappler.com


