リップル日足チャート 2025年12月26日
リップル4時間足チャート 2025年12月26日
リップル1時間足チャート 2025年12月26日
リップル(XRP)は現在、1.88ドル付近を推移している。本日早朝には日足短期HMAを一度下抜けたものの、その動きを維持できずに反発し、大きく上昇する展開となった。現在は日足中期HMAの上抜けに挑戦する局面に入っている。
ただし、現状の4時間足MACDからは売り圧の減少を読み取れるため、仮に日足中期HMAを明確に上抜けした場合、短期的な下落リスクはやや低下すると考えられる。一方で、価格の上部には4時間足一目均衡表雲が控えており、この雲を明確に突破しない限り、上値は抑えられやすい状況だ。そのため、再び日足短期HMAを下抜けし、下落が再開する可能性は依然として否定できない。
こうした状況を踏まえると、現時点では売り目線を維持しつつ、再度日足短期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立する場面を待ちたい。その条件がそろった場合、中期目線のショートとして4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近である1.8ドル付近までの下落を想定した戦略を準備しておくべきだろう。損切りはエントリー時点での直近高値を基準とする。
一方で、4時間足一目均衡表雲を上抜けする展開も同時に想定しておく必要がある。どちらかの動きが明確に確定するまでは、下落優先の目線を保ちつつも方向感が定まらない相場であるため、無理にポジションを取らず様子見に徹するのが賢明と言える。
ビットコイン日足チャート 2025年12月26日
ビットコイン4時間足チャート 2025年12月26日
ビットコイン1時間足チャート 2025年12月26日
ビットコイン(BTC)は現在、89,100ドル付近を推移している。本日は一時下落する場面があったものの、日足短期HMA付近を起点に急反発し、その後は4時間足一目均衡表雲および1時間足長期HMAを上抜ける動きとなった。短期的には下落一巡後の切り返しが明確になりつつある。
日足MACDを見ると下落圧の減少が継続しており、日足短期HMAを起点に上昇へ転じた点から、短期から中期では買い圧力が優勢になりつつあると判断できる。今後、4時間足一目均衡表雲および1時間足長期HMAを明確に割り込まず、1時間足レベルで押し目を形成した場合はロングエントリーを検討したい局面だ。エントリー後の上値目安は、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近である90,000ドルから90,500ドル付近を想定する。
一方で、日足レベルでは依然として下降優勢のチャート配置が続いている点には注意が必要だ。加えて、4時間足ボリンジャーバンドはスクイーズ傾向にあり、ボリンジャーバンド上方には日足一目均衡表雲が控えている。このため、短期的な上昇は限定的となる可能性が高く、ボリンジャーバンド付近では急落に転じるリスクも意識しておく必要があるだろう。
イーサリアム日足チャート 2025年12月26日
イーサリアム4時間足チャート 2025年12月26日
イーサリアム1時間足チャート 2025年12月26日
イーサリアム(ETH)は現在、2,980ドル付近を推移している。24日以降は日足短期HMAに支えられる値動きが続いており、本日午前中には日足短期HMAから反発する形で上昇し、1時間足長期HMAを上抜けた。
しかし、価格の上部には4時間足長期HMAと日足一目均衡表雲が控えており、これらのラインを明確に突破しない限り、短期的にも上昇と判断することは難しい状況だ。また、日足短期HMAで支えられている点や、4時間足・日足MACDから下落圧の減少を読み取れる点は確認できるものの、MACDはいまだマイナス圏に位置している。そのため、現状は依然として下落優勢の相場環境と判断する。
だが、移動平均線の間隔が狭く、4時間足ボリンジャーバンドがさらに縮小していることから、売りポジションを検討するには明確な下落のきっかけが必要となる。具体的には、日足短期HMAおよび日足中期HMAを下抜けし、ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う強い下落が発生することが条件となる。そのうえで、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合、短期的に2,780ドルから2,720ドル付近までの下落が想定される。
一方で、現状はどちらにも動きやすい方向感のない相場となっている。そのため、日足中期HMAを下抜け、もしくは日足一目均衡表雲下端を上抜けするまでは無理にポジションを取らず、様子見を継続しながら、どちらの展開にも対処できる準備をしておくべき局面だろう。
ドージコイン日足チャート 2025年12月26日
ドージコイン4時間足チャート 2025年12月26日
ドージコイン1時間足チャート 2025年12月26日
ドージコイン(DOGE)は現在、0.126ドル付近を推移している。本日早朝には4時間足レベルで下降トレンドの流れを保ったまま日足中期HMAを一度下抜けたが、その下落は維持できず反発に転じた。その後は上昇したものの、現在は4時間足長期HMAおよび日足短期HMA付近で上値を抑えられる値動きとなっている。
現状、4時間足および1時間足レベルでは下降のダウ理論が継続しており、4時間足長期HMAや日足短期HMA付近で上昇を止められている状況から、下落圧は依然として高いと判断できる。そのため、今後は現在価格付近、もしくは1時間足一目均衡表雲を上抜けできない状態から再び下落に転じ、日足中期HMAを明確に下抜けした場合にショートを検討したい局面だ。下値の目安は、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近である0.122ドル付近から、日足で確認できる直近安値ラインの0.12ドル付近を想定する。
長期的には下落圧は残っているものの、現時点では方向感がやや定まりにくい印象だ。ただし、上記の値動きの中で4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションとなり、0.12ドルを明確に下抜けする展開となった場合は、下降トレンドが本格的に再開したと判断できる。その場合には、長期目線で0.105ドル付近までの下落を想定した戦略を立てることも可能だろう。
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